こんにちは、たっちゃんです。
子どもには、読書好きな人に育ってほしいと願っています♪
たくさんの絵本を読んでほしいけど、全部買うのも大変だし…
せっかく買った絵本でも、子どもが気に入るかどうかは、わからないよね。
読書好きな子どもを育てるために、絵本選びは重要なポイントです。
しかし、どの絵本が子どもにとってのお気に入りになるかはわからないものです。
そこで、図書館を活用して子ども自身が選んだお気に入りの絵本を見つける方法をご紹介します。
筆者は、3児の父(6歳、3歳、1歳)で、一番上の子が生まれてから6年間、図書館に通っています。
また、元小学校教師(10年間)で、教室には自費で500冊の児童書を並べていました。
図書館での冒険から始まる絵本選びのステップを追いながら、子どもが楽しんで読むことができる絵本を見つけましょう!
目次
絵本選び どうしてますか?
「せっかく買った絵本なのに、思ったより手に取らない…」
「いつも同じ絵本ばかり読んでいる…」
こういった悩みを抱えている方、多いのではないでしょうか?
絵本って新品で買うと結構なお値段なので、買っても読んでくれないと「ムキーーーっ!!」ってなりますよね(笑)
(少なくとも、ぼくはなってました笑)
今回の記事では、我が家で実践している絵本選びの手順を紹介します!
ステップ① 図書館に行く!
え?本屋さんじゃないの?ネットでレビューを読むのは?!と思われたかもしれません。
その方法では、あなたのお子さんにピッタリ合った絵本は見つかる可能性が低いです。
ここで、最も大切なことを書きます。
「お気に入りの絵本は、子どもひとりひとりによって違う」
流行の絵本、ランキング上位の絵本、ネットのレビューが素晴らしい絵本・・・
どれも魅力的にみえますが、自分の子どもがその絵本を気に入るかどうかは、実際に読んでみないとわかりません(笑)
なぜなら、子どもは感覚や直感を大切にしているからです。
その点、図書館はお気に入りの絵本探しにうってつけの場所です。
無料で絵本の試し読みができるのが、図書館の強みだから。
たくさんの本がある中から、直感で本を選ぶのはとても楽しいです。
まずは一度、図書館に足を運んでみてください♪
ステップ② 借りられる冊数の限界まで絵本を借りる!
我が家では、一度に30〜40冊の絵本を借りています。
自治体によって異なると思いますが、私たちの住んでいる地域では、一人あたり10冊まで借りることができます。
もちろん子どもでも一人あたり10冊まで借りることができるので、家族の人数にもよりますが、借りられる冊数の限界まで借りてみましょう。
特にお子さんが0〜2歳くらいでまだ小さい場合、一冊あたりのページ数は少ない絵本を選ぶことが多いと思います。
(こんなに短い絵本なのに、お値段は結構… となりますよね汗)
そういった場合も、図書館の爆借りは威力を発揮します!
短い絵本だからこそ、たくさん選んで、たくさん借りてみましょう♪
その中から、だんだんと子どもの好みがみえてくるようになってくるから不思議なものです。
また、このとき重要になるのが、
「子どもが自分で絵本を選ぶ」ということ!
本を選ぶというのは、なかなか難しいことです。
上手に本を選べるようになるための第一歩として、何度も自分で選ぶ経験を積ませてあげましょう。
本屋さんで買う本だと、「えーー この本買うのーー(;´Д`)」となることもあるかもしれませんが、
図書館だったらそのストレスもありませんので♪
ステップ③ 家に持ち帰って絵本を読む。
図書館には読み聞かせコーナーが常設されている場合もあります。
ただ、館内はとても静かで、声を出して読み聞かせするのはちょっと… なんてことも多いと思います。
図書館では、とにかく借りる本を選んで選んで選びまくる!
選ぶことに専念して、読むのはお家で読みましょう。
その方が子どもたちも両親も、リラックスした環境で絵本を読むことができると思います。
ちなみに我が家では、持ち帰り用に割としっかりしたカゴを持っていきます。
数十冊の絵本となると、重量もかなりのものなので…
図書館内でも、台車の上にカゴを載せて移動しています。
これなら、子どもが自分で台車を教えて、絵本を中に入れていくことができます♪
ステップ④ お気に入りの本を見つける。
もう一度、大切なことをおさらいします。
「お気に入りの絵本は、子どもひとりひとりによって違う」
図書館で借りてきた数十冊の絵本の中から、お子さんが気にいる絵本を見つけていきます。
では、何をもって「お気に入り」と判断するか、その基準をご紹介♪
我が家では、はっきりとした基準を設けています。それは…
「何度も手に取るかどうか」
はい、これに尽きます。
子どもは、気に入った本を何度も手に取り、読んで読んで〜と言ってきます。
幼少期の子どもは、繰り返すことが大好きです。
図書館で借りた数十冊の絵本の中から、1〜2冊、お気に入りの絵本を見つけることができたなら、それは大収穫と言えると思います♪
ステップ⑤ 子どもが気に入ったことを確認して、絵本を購入する。
ようやく、お気に入りの絵本候補を見つけることができました!
ここまできたら、いざ購入です!
我が家では、メルカリなどのフリマアプリで購入することもありますが、新品も購入します。
どちらにせよ、お子さんにとって満足のいく買い物ができるといいですね♪
ちなみに、あまり買いすぎると、絵本が増えて大変なことになります(笑)
そんな絵本の収納に関することは、以下の記事で詳しく説明しています。
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おまけ:我が家の子どもが気に入った絵本
参考までに、我が家がステップ①〜⑤を経て、購入に至った絵本を2冊、紹介します。
ルラルさんのだいくしごと/いとうひろし
いとうひろしさんが描く優しいイラストがお気に入りの様子。シリーズものなので、数冊購入しています。
キャベツくん/長新太
長新太さんの絵本も、図書館きっかけでお気に入りに。作者つながりで購入することも多々あります。
※あくまで「我が家の子どもはこれらの絵本を気に入った」というものです。
まとめ
一生のうちに読める本の数には、限りがあります。
だからこそ、幸せな子ども時代にするために、私たちは一冊の絵本を選ぶにあたっても、様々なプロセスを大切にしたいと思っています。
図書館で借りた絵本から、お気に入りの一冊を探し出し、自分の子どもに合う絵本だけを購入する。
シンプルですが、絵本と上手に付き合うことができる子どもに育つはずです♪
こうして購入した絵本は、時間が経っても大切にしていて、今でも読み続けています。
一人でも多くの子どもが、お気に入りの絵本と一緒に過ごすことができたら嬉しく思います♪
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!